月報の感想をDMでたくさん貰った。同じような経験をしたことがある人、過去に自分が"加害者"になってしまったという人、マイノリティの人と関わるお仕事をしていてちゃんと話を聞きたいと思ったと伝えてくれた人、私に何かしてあげたいけどなにもしてあげられなくて歯痒いと言ってくれる人。それぞれの場所からの気持ちを教えてくれた。
今回のことを文章にして出した理由はいろいろあるけれど、一番は自分のしんどかった気持ちをなかったことにしておきたくないな、と思ったこと。
それから、私の個人的な話が、どこかの誰かがに届いて、自分の話をするきっかけになってくれたらいいな、と思った。その兆しがすこし感じられたことはうれしかった。
みんなとてもやさしくて、私から見えなくても私のことを見てくれている人たちって本当にいるんだ、って思えた。小さくても続けてきてよかった。
はやく平穏な日々が訪れますように、まだそうならなくても、思うようにことが運ばなくても、自分の気持ちを見失わないように心だけは閉じないでいたい。
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石垣さんが「いいことがありますように」ってきらきらで透明のスーパーボールをくれた。どの角度から見てもきらきらでうれしいと思った。
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クーラーの取り付け工事の見積もりが届く。税込にすると7万円くらいで、高すぎて笑ってしまう。東京にいる有吉さんに電話して金額を伝えるとやっぱり「高すぎる!!」と言って笑っていた。うしろからは電車のホームの音がした。
なんか久しぶりに話すからへらへらしてしまう。我が家にクーラーは無事に付くのだろうか…(ずっと言ってる気がする)
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「あなたはなにも悪くないよ」って言葉。 最近いろいろな人がそう言ってくれて、そのたびに涙が出そうになる。
どうして自分にはなかなかそう言ってあげられないんだろう。でも、だからこそ、今度は誰かにその言葉を手渡していきたい。今はとてもつよくそう思ってる。
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大雅くん、まひろくんとやっているメールレターの原稿を書いた(〆切忘れてた)。 メールレターは、いつもその時に思っていることを、一番気楽に外側に出せる媒体になっていてありがたい。今回のテーマの「矛盾を抱えていること、ある?」というのに対するまひろくんの文章の書き出しが好きだった。
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「自分の心のために見たくないものをそれ以上見ないほうがいい」と友人に言われたけど、私にはそれができない。明るい気持ちになることなんてないとわかっていても知ることは大切な気がする。だけど、それで心が傷ついてしまうこともよくあって、そこにあることを知っていながら見ない、という選択を私は採ることができない。こわいものだってできれば見たい。
まわりから見ると私は問題に正面から突っ込んでいって、怪我を負いながらそこにあるもののを確かめようとしているように見えるらしい。自分にとってそれは普通のことだと思ってたけど、それは時に痛々しく、見ていて心配になる、と言われた。
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mountain bookcaseのイベント路上観察学に飛び入りで参加した。最近ずっと気持ちが内向きだったから、散歩して気になった景色を写真に撮るという行為は自分に必要だと思った。やってみたらやっぱり良かった。街を見る視点が増えて、豊かな気持ちになった。まだ長時間人と居たり、大人数で過ごすのはすこししんどいかも。。
夕方散歩に出て、西友に行ったけど食べたいものがなくて、セブンイレブンで天ぷらそばを買って家で食べた。月が大きくてとてもきれいな満月。
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有吉さんが書いた原稿がめちゃめちゃよくて、はやくこれをいろいろな人に読んで欲しい!!という気持ち。これって私が身近にいる当事者だからそう思ってるだけなのかな…いや、そんなことはないはず。
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ませに「月報」を書いたことは果たして正しかったのだろうか?みたいなことを相談する。 「たぶん、身の安全を考えると一番正しいのは黙ってじっとしていることだけど、そんなのって惨めじゃない」
「あなたが感じたあなたにしか書けないことを書きなよ」
そう言ってくれてまた少し泣いてしまった。読んでくれた人からあたたかい言葉や、自分の気持ちなどをたくさんもらって、やっぱり書いてよかったと今は思ってる。
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妹に「ちゃんとご飯を食べなきゃだめだよ」って怒られた。 お昼に妹がレタスチャーハンを作ってくれてそれをいっしょに食べる。
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こういうことは言っちゃいけないかな、って頭の中で一度ブレーキをかけてしまいそうなことを金川さんはそのまま聞いてくれるからうれしい存在。
金川さんのパートナーシップにたいする志向には最近かなり影響を受けていると思うけど、現時点での自分はいろいろな考えに触れたことですごく気持ちが揺れているというか、しっくりくる関係性の築き方は実際にいろいろ試してみないとわからないな、っていうのが今の正直な気持ち。
自分が好きな人と(ここで言ってるのは性愛的な意味だけじゃなくて本当に愛情を持って接したい人たち)、お互いが望む関わりかたで、たのしく過ごしたいだけなのに、なんだかそれがすごくむずかしいような気が時々する。だけど、本当はそんなことないのかもしれない。
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ひさしぶりに家に戻る。先月ベランダに植えたトマトの苗がめっちゃ育ってた。
眠すぎてリビングで転がっていたら、起きてきた有吉さんと遭遇する。会うのは一週間ぶりくらい。
夜ご飯を食べながら連載の話、お互いの文章についての話などをしてたのしかった。
わたしたちは、この関係性に名前がついていないからお互いのことに踏み込む理由が持てないでいたこと、そこから一緒に暮らし始めて4、5月は逆に踏み込み過ぎてくるしくなったこと。今は笑って話せるようになって、それがうれしい。
これまで人から「同居はどう?」と聞かれるたびに何かしら気持ちを濁すような言葉を使ったあとに「でも楽しい」みたいな言い方をしてきた気がするけど、なんだか今はシンプルにとってもいいものだな、と感じる。
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