top of page
Search
  • Writer's picturefuzuki hoshino

20221228

自分が出したエッセイ『プールの底から月を見る』の読書会をやった。 秋田から友人のたいが君が来てくれて、一緒に企画という形で。

みんなが私の本を持っていてくれて、しかも読んでくれていて、今まで本読んだよって伝えてもらえる機会は何度もあったはずだけど、本を片手にたくさんの人が集まってくれているのがすごく不思議で、すごくうれしかった。(その様子を写真に撮りたかったのにすっかり忘れた…)

読書会の進行みたいなのはまだ慣れなくて、えっと、この次どうしたらいいんだっけ、みたいに止まっちゃうことがある。だけど、まあそれもいいかなって思ってもいる。今までは、自分と誰かの間に生じる間が怖くて、それを言葉で埋めようとしていたけど、そこにある間をそのままにできるようになった。 まだたまに怖いと思うこともあるけど、もっとそれと仲良くなりたい。

打ち上げに何人かでご飯を食べに行った。 別々の場所に住んでいて、ばらばらの生活をしている人たちの今年の話を聞く。それから来年どうしたいのか、というか人生どう生きたいのか、みたいなことに話がひらいていった。(お酒の力は大きい) はじめてのメンバーだったのに、そんな感じがぜんぜんしなかったのは、みんなが優しかったからだと思う。

今日の読書会を計画していた頃は、12月27日って超年末だね!って話してたのに、あっという間に時間がやってきて、そして終わった。

抗えない流れに、ただ進んでゆく時間に身を預けて、来年も美しい景色をたくさん見られますように。

この言葉を自分の本の中から見つけてどきっとする。ここ数年は自分を更地にしていくような時間だった。来年はまた違うものが書けるかな。

12 views

Recent Posts

See All

昨日の朝、といっても10時くらいに有吉さんが起きてきて、原稿書くぞーって意気込みながら部屋に籠って、作業をはじめた。 その日は原稿の締切で、締切の日に書き始めるという心理が私にはわからず、その日のうちに書き上げられなかったらどうしよう…という不安を抱えたくないので原稿は基本的に期日前に仕上げることにしている。これまでテーマに対して文章を書けなかったってこともあまりなくて、自分のペースで仕上げること

記録

bottom of page