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Writer's picturefuzuki hoshino

20230129

コロナ2日目。長く眠ることができなくて、朝起きるとまた微熱。あたまが痛い。喉はこれまで経験したことがないくらい痛くて、唾液や水を飲みこむのがきつい。


自宅隔離とはいえ、実家にいると完全に隔離するのはむずかしくて、洗面所を使ったり、おやつを取りに行ったり。家族が起きてくる前に、自分に出来る手伝いだと思って、アルコール消毒をしてから食洗器の中の食器を外に出したのだけど、私が触ったということで、妹と母が「もう一度食洗器にかけ直す…?」みたいな会話をしていてうっすら傷ついた。

完全に自分が菌、という扱い(決して間違ってはいないけど…)。小学生の頃に、いじめられている子がまさに同様の扱いをされていて、その子に触れたら菌が感染するみたいなていで、嫌な空気が教室の中に発生していたことを思い出す。 家族には悪気はないのだし、自分がもっとおとなしくしていればよかっただけのことなのだけど、体調も本調子ではないし、心がぼんやりつらい。「コロナにかかってごめんなさい」と思う。家族が感染対策に力を入れるのは当たり前のことで、自分が責められている訳ではないはずだけど、頭がまだうまくはたらかなくて客観的にものごとを考えることがむずかしい…。


午前中はKindleで「ちひろさん」を読む。電子書籍はほとんど使ったことがないけど、片手でさくさく読めるからずっとベッドにいるような病気のときは結構いいかも、と思った。

だけど、だんだんと「これをやっぱり紙で読みたい……」と思うようになってくる。

目が疲れてきたけど、頭がいやなかんじに冴えて眠ることができない。

Netflixで「カイジ」の続きを見て、「セックスエデュケーション3」を見る。



近所の友だちや家族に、本が読みたいと伝えたら、たくさんの本や漫画が部屋に届いた。

みっさ(妹の友だちのお母さんであり友人)が、西炯子の漫画をたくさんと、古典に戻れ!と池田理代子の漫画(長編を大量に)、小説や、料理の本などいろいろ持ってきてくれてたのしい。午後は、「バガボンド」をひたすら読んだ。


月末に出せるように用意しておいたネットプリントの「月報」をSNSで告知する。

全国のセブンでプリントできるから、いろいろな人が手に取ってくれたらいいなあ。



今のところ味覚はしっかりあるし、このまま後遺症が残らないといいな…と思う。喉の痛みもすこしずつ和らいできた。元気になったらロイホに行きたい。

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