生きていると日々不安な気持ちがとても自然に湧いてくるもので、それらにどうやって向き合えばいいかずっとわからないでいたけれど、最近の気持ちが良い陽気の中で散歩とかしていると自分があたまで考えることなんてほんとうに取るに足らないことのように思えて、それはたぶんきっとそうなんだと思う。
ぜんぶ良くなっていくはずだから、安心して握りしめた手をひらいてもいいって思えるようになりたい、もっと人のことを世界のことをそして自分のことを信じていたい。
たくさんの人やもの、作品から「大丈夫だよ」って言葉を何度ももらってきたのに、私はうまく受け取ることができずにいて、愛をちゃんと受け取るみたいなことからずっと逃げてきたような気がする。(なんでだろう、何がそんなに怖かったんだろう、失うこと?そうだ、わたしは失うことがすごく怖かった)
安心して忘れてもいいように、私が忘れても世界やあなたがきっと覚えていてくれるから大丈夫ってすこしだけ思えるようになった。それは祈りみたいなものかもしれなくて。
一年前も似たことを感じていたみたいで、連載の中に同じようなことが書いてあった。
今(2023年3月29日)の私は一年前の私と似ているけれど、それでいてぜんぜんちがう。
私もあなたも、ずっとあたらしくなりつづけている。私はそのことを希望だと思っていたい。
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