ここ数日体調のことで不安があって、ずっとそのことに思考の容量を奪われている。
いろいろなことをネットで調べれば調べるほどに気持ちは重たくなる。そして、そうなることをわかっていて、やめないで続けている。自分は安心したいのか、不安になりたいのかよくわからない。
もしもそうなったらどうしよう…という不安がずっとある。 過ぎたことをいろいろ言っても仕方がないし、できるだけ今のことに集中したいけど、過去のことが目の前に、つまり今に浮かび上がるなら、それは今のこととしてちゃんと向き合って考えるべきことなのかな。それとも考えても仕方がないことだって、自分のよくない想像にこれ以上エネルギーを使わないように気持ちを切り替えるほうがいいのか(そもそもそれがうまくできたら苦しまない気がするけれど)。
いろいろなことを選ぶのがむずかしい、ぜんぶがすごく早くて、私には決めるのがむずかしい。呆けているうちに勝手に形が決まっていってしまうみたいで、どこに責任を感じたらいいのかよくわからない。
自分の不安をちゃんと受け入れたい。本当は誰かに話を聞いてもらいたいのかもしれない。
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美容院で髪の毛を赤く染めた。染色してもらいながら、次に書きたい小説の内容が浮かんでくる。内容と合いそうで書いてみたい媒体もあるので、気分がのったときに手を動かしてみたい。
髪の毛を手で触るとさらさらで、きれいな色になってうれしい。
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朝早い時間から起きて仕事をする。写真を組み替えたり、添える文章をぐるぐると考える。 寝起きの有吉さんに、この仕事をするときに自分が”童貞マインド”で取組んでいることを説明して、それから、ここで言う”童貞マインド”とはつまり、近づくことができないものへの憧れのようなものであって必ずしも異性への眼差しのことではない……みたいなことを一方的に熱っぽく話す。朝から童貞童貞言い過ぎと言われた。
わたしの原稿が煮詰まってお腹が空いたので、アベにモーニングを食べに行くことに。 結構雨が降っていたけど、外に出てみると案外気持ちよくて初めてアベに行く有吉さんもよろこんでいたからよかった。次は平日のもっと空いてるときに行こう。
午後は東屋で「30代をどう生き延びるか会議」。
そのあと昨日誕生日だった翠さんとご飯に行った。翠さんに「自分が生きているうえでメンターにしているアーティストや作品、人はいる?」と聞かれて、なんだかうれしくなる質問だった。 翠さんとタイか南米か、スマトラ島へ行こうという話になって、とても楽しかった。
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ずっと熱がからだに籠っている感じで、だるくて動けない。
ベッドでずーっと横になってる。春乃さんに最近の様子を聞いてもらったら、すこし元気でた。まずは自分のことを大切に考えること、他人のことはそれからで、あまり主語を大きくひろげて考えなくていい気がするよって言ってくれた。
朝から何も食べてなくてお昼すぎにミルクプリンを食べる。ご飯を作ったり食べるのが面倒くさい。 なるべく咀嚼もしたくなくて、やわらかくてあまり噛まなくてよいものばかり食べようとする。
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うめちゃんと本屋の棚卸作業をする。割と頑張ったので、ビールが飲みたくなってお店に入った。大きいグラスになみなみと注がれたヒューガルデンがうつくしい。
平日の昼間から酔っぱらって、へらへらできる生活は最高。落ち込むようなことがあってもうめちゃんと話せていたら大丈夫になるのでうめちゃんと友だちでいられてうれしい。
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母にはずっと小さなころから叶えたかった夢があって、誰かに言うことはなかったけれど、そのためにひとりで貯金を溜めていて、家の一番奥にある部屋の引き出しに溜めていた。
ふとした時に私がそれを開けてしまい、そこには何種類かのクレジットカードがあって(札束、みたいなことではなくて)紫と金色の巾着に丁寧に入れてしまってあるのを見つけた。
自分の家に似つかわしくない緊張した雰囲気を感じて、シャワーを浴びている母のところまで無遠慮に行き「これは何?」と聞くと、じっと目を見て「夢」と言われる、という夢を見た。
そのときの「ゆめ」という二文字の発声がとてもくっきりと耳に残っている。
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午前、突然掃除欲が湧いたので歌いながらリビングのクイックルワイパーをかける。ひさしぶりにちゃんと掃除をしたら気持ちがいい。Spotifyのシャッフル機能でチャットモンチーが流れてくる。懐かしくなってやっぱり歌う。
11時頃に有吉さんが東京へ出発した。来週からはわたしも東京にしばらく行っているので、今月はずっとすれ違いの生活。次回会うのは7月になりそう。 同居をしているけど、今月は6日しか会わなかった。