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  • Writer's picturefuzuki hoshino

夜中にまた熱がすごく上がった。地面に叩きつけられた泥みたいに眠った。あまり汗をかかないのに、寝汗がひどかった。


朝になると37℃に下がってる。 食欲があまりないのに体はぐったりしていて、とりあえず水分と果物を食べた。

それから、ふだんはあまり食べたいと思わないコーンフレークとかが無性に食べたくなる。妹からは「たぶん一過性の気持ちだよ。買ってもあまるし、我慢しな」と言われる。とてもそんな気がする。だけど、どうしてもコーンフレークが食べたくなる。牛乳をかけたてのしゃくしゃくした食感と、水分を含んでへにゃへにゃになった状態を脳内で思いうかべた。やっぱりコーンフレーク食べたい気がする。


あたまがだるいけど全然眠れない。いろいろな本が部屋に届いて、せっかくの隔離期間だからたくさん本を読みたい!という気持ちもすごく湧いてしまう。西炯子の「甥の一生」を読んでいる。 昔読んだときは、教授かっこいいな~と思っていたけど、以前シェアハウスで暮らしていた時に教授くらいの年齢の男性から好意を寄せられたことがあって、見た目もなんとなく似ていて、どうしてもそれを思い出してしまい、なんとも言えない気分になってくる。

フィクションを勝手に自分の思い出に重ねるなよ、という話でもあるが、やっぱりどうしてもいろいろ思い出してしまって、物語にうまく入っていけない。 本を読んでいる時には、自分は「読み手」というすごく勝手な生き物になっている。



目が疲れてきてYoutubeを音だけ聞こうとおもったけど、普段の3倍くらいやかましく感じる。かといってラジオだとなにもせずに布団にいるので物足りない感じ。で、結局また漫画をぱらぱらやる。潔くちゃんと休めばいいのに、あきらめが悪い。


昨日はかなり体調がよかったのに、今日はまたよくなくて、まだ3日目なのに永遠みたいに感じる。ずっとこんなだったらどうしよう……と不安にもなってくる。

でも、私はたまたま実家に居た時に療養できて、家族も居て、ご飯も作ってもらえている。

これがひとり暮らしの部屋で、と考えたら、想像するだけでめちゃめちゃしんどい。私には耐えられそうにない……。社会的なつながりが、精神の健康を保つために絶対に必要だと、あらためて思った。すごくそう思っている。


寝てたら、妹が餅をバターで焼いたおやつを作ってくれた。バターにうっすら醤油と、みりんがまざっていて、「なんか温泉みたいな味がする…?」と言ったら、「たしかに、ちょっと温泉だ…」と笑っていた。自分の味覚がちょっとやられているのかと思ったけど、そうではないみたい。温泉の味がする餅?でした。


夕方少し眠れた。それから、バカリズムが脚本の今季のドラマ「ブラッシュアップライフ」を一気に3話まで見た。夜ご飯は妹が豚汁を作ってくれた。おいしい。


喉の痛みはだいぶなくなってきたように感じるけど、今日は一日中ずっとだるくて、昨日よりしんどかった。夜になるとまた熱っぽくなってきたから、早めに寝た方がいいような気がする。ずっとインプットばかりしているから、明日はもう少しだけ無心になれることがしたい思う。

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  • Writer's picturefuzuki hoshino

コロナ2日目。長く眠ることができなくて、朝起きるとまた微熱。あたまが痛い。喉はこれまで経験したことがないくらい痛くて、唾液や水を飲みこむのがきつい。


自宅隔離とはいえ、実家にいると完全に隔離するのはむずかしくて、洗面所を使ったり、おやつを取りに行ったり。家族が起きてくる前に、自分に出来る手伝いだと思って、アルコール消毒をしてから食洗器の中の食器を外に出したのだけど、私が触ったということで、妹と母が「もう一度食洗器にかけ直す…?」みたいな会話をしていてうっすら傷ついた。

完全に自分が菌、という扱い(決して間違ってはいないけど…)。小学生の頃に、いじめられている子がまさに同様の扱いをされていて、その子に触れたら菌が感染するみたいなていで、嫌な空気が教室の中に発生していたことを思い出す。 家族には悪気はないのだし、自分がもっとおとなしくしていればよかっただけのことなのだけど、体調も本調子ではないし、心がぼんやりつらい。「コロナにかかってごめんなさい」と思う。家族が感染対策に力を入れるのは当たり前のことで、自分が責められている訳ではないはずだけど、頭がまだうまくはたらかなくて客観的にものごとを考えることがむずかしい…。


午前中はKindleで「ちひろさん」を読む。電子書籍はほとんど使ったことがないけど、片手でさくさく読めるからずっとベッドにいるような病気のときは結構いいかも、と思った。

だけど、だんだんと「これをやっぱり紙で読みたい……」と思うようになってくる。

目が疲れてきたけど、頭がいやなかんじに冴えて眠ることができない。

Netflixで「カイジ」の続きを見て、「セックスエデュケーション3」を見る。



近所の友だちや家族に、本が読みたいと伝えたら、たくさんの本や漫画が部屋に届いた。

みっさ(妹の友だちのお母さんであり友人)が、西炯子の漫画をたくさんと、古典に戻れ!と池田理代子の漫画(長編を大量に)、小説や、料理の本などいろいろ持ってきてくれてたのしい。午後は、「バガボンド」をひたすら読んだ。


月末に出せるように用意しておいたネットプリントの「月報」をSNSで告知する。

全国のセブンでプリントできるから、いろいろな人が手に取ってくれたらいいなあ。



今のところ味覚はしっかりあるし、このまま後遺症が残らないといいな…と思う。喉の痛みもすこしずつ和らいできた。元気になったらロイホに行きたい。

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  • Writer's picturefuzuki hoshino

コロナに感染した。昨日の朝から声が出にくくて、すごい頭痛。気温が寒すぎるし、低気圧の予報なのでいつもの片頭痛かと思ってバファリンを飲んでどうにかやり過ごす。

夜になったら、明らかに熱があってからだの震えが止まらない。お風呂に入っても寒くて、湯船の中で全身に鳥肌が立っていて、これは異常だ。。。と思った。

熱を測ったら、39.4℃だった。あたまがぼーっとしたり、かーっとなったり、忙しい感じ。

身体が寒いのか暑いのかよくわからない。ベッドに入ってもなかなか眠れなくて苦しい。 ぐるぐる何度も寝返りを打った。へんな夢をみた。


朝起きて、結構熱が下がったと思ったけど体温を測ると38.4℃。なかなかある。

発熱外来に行って、検査をすると案の定コロナ陽性…

今日は地元で自分の本のイベントがあったので、mountain bookcaseの石垣さんに連絡をする。かなり前から楽しみにしていたのに、とても残念だし、予約してくれたお客さんに申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになる。 明日からは数年ぶりに家族で関西~高松へ旅行に行く予定だったのに、それもすべてキャンセル。前日なので、キャンセル料などもまあまあかかってしまった。落ち込む…。

コロナになると、メンタルに来るっていろんな人から話を聞いていたけど、本当にそうだなと思った。昨日から実家に戻ってきていたから、部屋で隔離。 来週まで隔離生活なので、いっそのこと読んでみたかった長編の小説を読んだり、マンガを一気読みしたり、普段なかなかできないことをしたい。あと、食欲がすごくあるので、(普段よりずっと食べられるかんじ)旅行に行けなかったぶん、お取り寄せとかして、なるべく楽しく過ごしたい。


今は熱は結構下がったけど、喉に針を刺したように痛い。

ずっと横になりながらNetflixを見ていて、体制がしんどい。図書館に本を借りに行きたいけど、外に出られないのがつらい。

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​日報

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